紅茶ってなんだか格式高くって、なんだか近寄りがたいイメージがありませんか?本当はもっと身近で楽しいものなんです。作法を大事にするのもいいけれど紅茶をもっと楽しんでほしい。そんな思いで、いろんな角度から紅茶のお話をできたらと思っています。どんなお話が飛び出すかお楽しみに。
名前の由来はグレイ伯爵!?
誰もが聞いたことのあるポピュラーな紅茶の1つとしてアールグレイがあります。アールグレイはベルガモットというミカン科の植物の香りをつけたフレーバーティーです。では、なぜベルガモットの香りをつけたのでしょうか?それは中国・武夷山の紅茶である正山小種(龍眼というライチに似た柑橘系果物の香りがする茶葉)が1860~70年イギリスに渡り、茶商が同じ味を作りたいと思いベルガモットを代替として使いアールグレイが誕生しました。この味のトリコとなった外相のグレイ伯爵(アールは伯爵の意味)からアールグレイと名付けられたのです!
■ 香り:4
ベルガモットの香り
■ 甘み:5
フルーティーな甘み
■ 飲みやすさ:3
好みは分かれるが柑橘系の爽やかさがあり飲みやすい
■ 水色(※):3
赤みがある
■ 渋み:3
中程度の渋みがあるが香りがある
ことで弱く感じる
※ 水色(すいしょく)…紅茶を淹れたときの水の色。紅茶の価値を決める時のテイスティングでも、水色は考慮されています。上記は緑茶のような緑色っぽい色を1とした時の数値です。
ベルガモットの香りを楽しむためにブラックティーがおすすめ。その他、夏であれば爽やかにアールグレイの紅茶ゼリーにしておもてなしの1品にしてはいかがでしょうか?
ルピシア EARL GREY “GRAND CLASSIC”
変わり種としては、キャセリンハウス 緑茶アールグレイ
メイヤ先生
西宮の紅茶教室『M.grace』サロン代表 。
紅茶の本場、イギリスのロンドンで紅茶のプロフェッショナルという意味のディプロマ資格を取得。
紅茶を楽しむことをモットーに教室を開く。マイカップを自作したり、茶摘み体験に出かけたり…バラエティに富んだレッスンが人気。
■ 日本創芸学院 紅茶コーディネーター格取得
■ ロンドン BRAMAH TEA&COFFEE HOUSEディプロマ取得
BLOG http://ameblo.jp/m-grace-2013/
instagram http://instagram.com/m.grace_nishinomiya